診療案内

在宅診療

病気や障害のために通院が困難な患者さんに対し、定期的(月に1~2回)に自宅や施設を訪問します。

主に神経難病の患者さんを対象として在宅診療を行っております。

自宅だけでなく、施設(グループホーム、サービス付き高齢者専用住宅など)への訪問診療も行います。
(訪問診療を行えない施設もあります(老人保健施設など)。詳しくはお問い合わせください。)

訪問診療をご希望の方は、まずは電話にてお気軽にご相談ください。  
電話 082-533-8674(院長 松岡直輝)
外来の初診を予約していただき、ご家族のみの来院でご相談いただくことも可能です。
(インターネット予約の際、症状の記載欄に「訪問診療の相談」などとご記載ください)


<在宅で可能な医療処置>
  気管カニューレ管理・交換
  人工呼吸管理(排痰補助装置も使用できます)
  胃ろうカテーテル交換(バルーンタイプのみ)
  胃ろうからの経管栄養(半固形食を使用することが多くなっています)
  褥瘡処置
  膀胱留置カテーテル交換
  自己導尿
  在宅酸素療法
  インスリン自己注射・血糖測定


<現在(令和4年10月) 訪問診療を行っている患者さん>  
  パーキンソン病  
  レビー小体型認知症  
  進行性核上性麻痺  
  脊髄小脳変性症  
  筋萎縮性側索硬化症  
  多系統萎縮症  
  痙性対麻痺
  多発性硬化症   
  球脊髄性筋萎縮症 
  アルツハイマー型認知症  
  前頭側頭型認知症
  慢性炎症性脱髄性多発根神経炎  
  脳梗塞後遺症
  脳出血後遺症
  双極性感情障害
  リウマチ性多発筋痛症
  神経線維腫症1型
  関節リウマチ
  重症筋無力症
  クロイツフェルト・ヤコブ病
  大脳皮質基底核症候群
  


外来診療

しっかりと時間をかけて診察をさせていただきたいので、外来診療は完全予約制としております。
初診の方は、インターネットでの予約をお願いします。
(インターネットでの予約ができない方は、お電話での予約も受け付けます。)


 
午前
(9:00~13:00)
訪問診療 訪問診療 訪問診療 訪問診療 訪問診療 × ×
午後
(14:00~18:00)
外来 外来 外来 外来 外来 × ×

休診日:土曜、日曜、祝祭日

 

 

脳神経内科について

脳神経内科とは、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の障害による病気を診る診療科です。よく精神科と混同されますが、うつ病、統合失調症、神経症などの「心の病気」は専門ではありません。

脳神経内科で診る症状は、頭痛、めまい、四肢の脱力、筋萎縮、しびれ、歩行障害、全身けいれん、物忘れ、意識障害、飲み込みにくい、しゃべりにくい、まぶたや顔面のけいれん、など多岐にわたります。

脳神経内科の診察の特徴は、時間をかけて詳細な神経学的所見をとることです。

神経学的所見より障害部位(脳、脊髄、末梢神経、筋肉)を予測し、それを証明するために各種検査を行います。

機能性疾患 頭痛、緊張型頭痛、てんかん
三叉神経痛、片側顔面けいれん、など
神経変性疾患 パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症
進行性核上性麻痺、レビ-小体型認知症、など
自己免疫性疾患 多発性硬化症、重症筋無力症、傍腫瘍性症候群、など
脳卒中 脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血
脳血管性パーキンソン症候群、など
感染性疾患 髄膜炎、脳炎、クロイツフェルト・ヤコブ病、など
筋疾患 多発性筋炎、封入体筋炎、筋ジストロフィー、など
末梢神経疾患 糖尿病性末梢神経障害、手根管症候群
慢性炎症性脱髄性多発根神経炎、など


機能強化加算について

当院では、初診時に「機能強化加算(80点)」を算定しています。
・患者さんが受診している他の医療機関および処方されている医薬品を把握し、必要な服薬管理をおこないます。
・症状に応じて、専門医療機関への受診の要否を判断します。
・健康診断の結果などの健康管理に係る相談に応じます。
・保健、福祉サービスに係る相談に応じます。
・診療時間外を含む、緊急時の対応方法などに係る情報提供を行います。